【先週の感染症(2022年12月12日~12月18日)】

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12月12日から12月18日まで(2022年第50週)に、
当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
感染性胃腸炎 5名(1歳~7歳)、
新型コロナウイルス感染症19名(1歳~60歳)
でした。

小児で感染性胃腸炎の患者さんが増えています。ウイルス性の胃腸炎は嘔吐で発症し、発熱や下痢を伴うこともあります。2回以上続けて嘔吐したら、24時間以内は登園・登校をしないようにして、つらそうであれば受診するようにしてください。
大阪では、原因としてノロウイルスやサポウイルスが検出されていますが、サポウイルスは検査キットがないため、医療機関での原因診断ができません。腸管出血性大腸菌感染症など一部の菌によるものを除けば、症状改善後24時間経過したら登園・登校が可能です。

新型コロナは罹患後3か月以上経てば、再感染の可能性がありますので、新型コロナに罹った方もワクチン接種が必要です。お早めに3回目以降のワクチン接種をお願いします。