【先週の感染症(2021年8月23日~8月29日)】

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8月23日から8月29日まで(2021年第34週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
RSウイルス感染症 2名(4歳・5歳)、
感染性胃腸炎 1名(8ヵ月)、
突発性発しん 1名(9ヵ月)でした。

大阪ではRSウイルス感染症の流行が続いています。乳幼児のお子さんで、痰のからむ咳が出て、発熱が2日以上続く場合には、受診するようにしましょう。

大阪での新型コロナウイルス感染症は、第25週(6月21日~27日)より第5波に入りました。その後毎週のように報告数が増加して、第33週より、1週間あたりの報告数が1万人を超えました。

大阪府は府民に対して、
①不要不急の外出は自粛すること。混雑した場所への外出は半減すること
②重症化リスクが高い40代・50代は、特に感染防止対策を徹底すること
③不要不急の帰省や旅行など都道府県間の移動は極力控えること
④要請に応じず、酒類やカラオケを提供している飲食店等の利用を厳に控えること
⑤路上、公園等における集団での飲酒は自粛すること
⑥少しでも症状がある場合、早めに検査を受診すること
⑦パラリンピックは自宅で応援すること
を呼びかけています。

20歳未満の患者さんも増えてきていますので、小児科へ通院する年齢の方も含めて、発熱や咳、嗅覚異常などが出現した場合には、まずは周りの人に感染しないように十分注意を払っていただき、きちんと治療を受けることができる医療機関で、早急に検査(PCRあるいは抗原、無料)を受けるようにしてください。