【先週の感染症(2023年6月5日~6月11日)】

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6月5日から6月11日まで(2023年第23週)に、
当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
感染性胃腸炎 4名(1歳~34歳)、
突発性発疹 1名(2歳)、
インフルエンザA型(7歳)、
新型コロナウイルス感染症3名(21歳~65歳)でした。

4月以降少しずつ新型コロナの患者さんの数が増えてきました。
園や学校は、発症したあと5日を経過し、かつ、症状が軽快したあと1日を経過するまで、出席停止となります。重症化しやすく、死亡率の高い高齢者に感染させないように注意が必要です。

また、新型コロナでもなく、RSでもない、風邪よりも重症感のある、咳が主体である感染症が増えてきました。発熱を伴なったり、犬吠様の咳嗽を伴なうこともあります。

大阪府では今年に入って4名の麻疹(はしか)患者の報告があります。
麻疹にかかったかどうか不明の方は、抗体検査を受けることも可能ですし、抗体検査を受けずにワクチン接種することもできます。