【先週の感染症(2021年6月28日~7月4日)】

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6月28日から7月4日まで(2021年第26週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
RSウイルス感染症 3名(1歳~2歳)、
溶連菌感染症 1名(47歳)、
感染性胃腸炎 1名(15歳)、
突発性発疹 1名(9ヵ月)、
パラインフルエンザウイルス感染症 1名(4歳)でした。

当院では夏かぜ(咽頭結膜熱やヘルパンギーナ等以外)が流行しています。
咳や鼻汁等の症状がなく、38~39℃台の発熱が認められて、食欲がない場合には、受診するようにしましょう。

大阪ではピークは過ぎましたが、RSウイルス感染症の流行が続いています。乳幼児のお子さんで、痰のからむ咳が出て、発熱が2日以上続く場合には、受診するようにしましょう。

大阪市内の某病院で、パラインフルエンザウイルス3型が多くの症例で検出されているという情報があります。
症状や経過はRSウイルス感染症と似ていますが、RSウイルス感染症よりも年齢層は高いようです。