【先週の感染症(2021年7月5日~7月10日)】

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7月5日から7月10日まで(2021年第27週)に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん(成人を含む)は、
RSウイルス感染症 2名(1歳・3歳)、
溶連菌感染症 1名(6歳)、
感染性胃腸炎 1名(18歳)、
伝染性単核症 1名(9歳)でした。

当院では夏かぜ(咽頭結膜熱やヘルパンギーナ等以外)が流行しています。
咳や鼻汁等の症状がなく、38~39℃台の発熱が認められて、食欲がない場合には、受診するようにしましょう。

大阪ではピークは過ぎましたが、RSウイルス感染症の流行が続いています。乳幼児のお子さんで、痰のからむ咳が出て、発熱が2日以上続く場合には、受診するようにしましょう。

大阪での新型コロナウイルス感染症の第4波は第17週(4月26日~5月2日)をピークに減少していましたが、第25週(6月21日~27日)よりまた増加に転じています。

大阪府は府民に対して、
①不要不急の外出は自粛すること
②不要不急の都道府県簡移動、特に緊急事態措置区域との往来は、極力控えること
③感染対策が徹底されていない飲食店等の利用を自粛すること
④営業時間短縮を要請した時間以降、飲食店にみだりに出入りしないこと
⑤4人以下のマスク会食の徹底
⑥路上、公園等における集団での飲酒は自粛すること
⑦少しでも症状がある場合、早めに検査を受診すること
を呼びかけています。

発熱や咳、嗅覚異常などが出現したり、体調が思わしくないと感じた場合には、新型コロナウイルス感染症を疑って、大阪府が指定している「診療・検査医療機関」(大阪府のHP参照)を受診するようにしてください。