【先週の感染症（2021年7月26日～7月31日）】

7月26日から7月31日まで（2021年第30週）に、当院へ来院されました学校感染症等の患者さん（成人を含む）は、
RSウイルス感染症　1名（2歳）、
感染性胃腸炎　2名（16歳・22歳）でした。

大阪ではRSウイルス感染症の流行が続いています。乳幼児のお子さんで、痰のからむ咳が出て、発熱が2日以上続く場合には、受診するようにしましょう。

大阪での新型コロナウイルス感染症の第4波は第17週（4月26日～5月2日）をピークに減少していましたが、第25週（6月21日～27日）よりまた増加に転じて、第5波に入ったものとみられます。

大阪府は府民に対して、
①不要不急の外出は自粛すること
②不要不急の帰省や旅行など都道府県間の移動は極力控えること
③要請に応じず、酒類やカラオケを提供している飲食店等の利用を厳に控えること
④路上、公園等における集団での飲酒は自粛すること
⑤少しでも症状がある場合、早めに検査を受診すること
⑥オリンピック、パラリンピックは自宅で応援すること
を呼びかけています。

発熱や咳、嗅覚異常などが出現したり、体調が思わしくないと感じた場合には、新型コロナウイルス感染症を疑って、大阪府が指定している「診療・検査医療機関」（大阪府のHP参照）を受診するようにしてください。